仙台市 宮城野区 しらとり歯科医院です。「インプラント治療に興味があるけれど、できるのか知りたい」、「他院ではインプラント治療が難しく、可能かどうかを知りたい」当院をインプラント相談で受診される方が抱える悩みですが、「インプラント手術が可能かどうか」その1つの指標に「開口量」というものがあります。
前回に続き、日本口腔インプラント学会の指針や学会論文をもとに「インプラントと開口量、加齢」についてお話しします。
【インプラント専門医による3D診断と世界標準の安心治療】
しらとり歯科医院は、日本口腔インプラント学会、国際口腔インプラント学会の専門医・認定医が在籍し、CTやシミュレーションソフト(DTX Studio)を使用した精密3D診断と、ガイド手術を行っています。また、ノーベル・バイオケア社をはじめとした世界4大メーカーにも対応しております。インプラント治療でお悩みの方、ご検討の方は気楽にご相談ください。
インプラント手術に必要な「開口量(口の開く大きさ)」とは?学会指針と理想の35mm・3本指の基準
なぜ口が大きく開く必要があるのか?コントラハンドピースとインプラントサイズから見る理由
「口が開きづらい・水が苦しい」方はインプラント不可?最新システムや器具の工夫で対応できる理由
加齢による「開口力の低下」と「むせやすさ」の関係|インプラント治療中に水で苦しくなる原因とは
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インプラント手術に必要な「開口量(口の開く大きさ)」とは?学会指針と理想の35mm・3本指の基準
前回(仙台市宮城野区でインプラント相談は「しらとり歯科医院」|口が開きにくい・加齢の影響と治療の限界値(開口量)を専門医が解説)も触れましたが、開口量(口が開く大きさ)が少ないと歯科治療、特にインプラント手術中に影響がでることがあります。日本口腔インプラント学会発行の口腔インプラントの治療指針に記載があるように、開口量は35mm以上(人差し指、中指、薬指が前歯を開けた際に入るくらい)あれば理想的だと言われています。

なぜ口が大きく開く必要があるのか?コントラハンドピースとインプラントサイズから見る理由
なぜ3本指分(50~60mm)の開口量が理想なのか。それはインプラント手術に使用される器具の大きさに関係しています。インプラントの手術前に事前に患者さんの開口量を確認し虫歯の治療もそうですが、歯科医師が手に握り操作している器具をコントラハンドピースと言います。

※コントラアングルハンドピース(通称:コントラと呼ばれ、モーターの動力を使って装着するバーを回転させる器具)

コントラは、先端部分の厚みが9.0mm前後あり、仮にレギュラーサイズ(10.0mm+α)のインプラントを使用する場合、開口量はインプラントの長さ(10.0mm+α)+コントラ先端の厚み(9.0mm)=19.0+αmmの長さ必要となります。
※インプラントは、レギュラーサイズとされるものは長さが10mm前後とされています。インプラントの長さ5mmより短いものを「ショートインプラント」と言いますが、顎骨の幅や厚みが十分であり、長いサイズが使用できるのであれば、レギュラーサイズかそれ以上の長さのインプラントを選択することができます。

手術時、器具操作をある程度自由に動かすための幅が必要なため、特に奥歯にインプラントを適応する場合、3本指分(50~60mm)の開口量があるとスムーズに手術を行うことができます。

「口が開きづらい・水が苦しい」方はインプラント不可?最新システムや器具の工夫で対応できる理由
「口が開きづらい、水が苦しい方は、インプラント治療が全くできないのか?」、以前紹介した当院も導入している一部無注水のドリルを使用するN1システムもそうですが、開口量に制限があっても、事前に行う設計や術者の手技、道具、器具を変える等、工夫をしながら手術を行うことが多いです。

加齢による「開口力の低下」と「むせやすさ」の関係|インプラント治療中に水で苦しくなる原因とは
前回、東京科学大学大学院の戸原玄教授の研究を紹介しましたが、開口力(口を開く力)は加齢とともに低下し、開口量に影響すると言われています。
また、インプラント治療にも関係ある話として、戸原先生は別の研究1)、2)で「加齢による開口力の低下とむせ」について言及しています。
1) Jaw-Opening Force as a Useful Index for Dysphagia: A Cross-Sectional and Multi-Institutional Study Gerontology. 2022;68(11):1258-1265.doi:10.1159/000521392.Epub 2022 Jan 24.
2) Jaw-Opening Force Test to Screen for Dysphagia: Preliminary Results 2014, Archives of Physical Medicine and Rehabilitation
少し解説をすると…⬇︎
口を開ける際に使う舌骨上筋は、喉仏を持ち上げる重要な筋肉でもあるため、個人差はありますが、加齢による「口が開きづらさ」は「むせや飲み込みづらさ」に関連するそうです。
普段のむし歯治療もそうですが、インプラント治療においても注水下で処置を行うため、口の中に水が溜まり、溺れているように苦しくなりがちです。

おすすめの歯科医院をお探しの方へ|仙台市宮城野区でインプラントのセカンドオピニオン・無料相談実施中
「インプラント治療に興味があるが、費用含めできるのか知りたい」方や「他院ではインプラント治療が難しく、可能かどうかを知りたい」といったセカンドオピニオン希望者の方も、無料相談を行なっております。いつでもご相談ください。今回お話しした開口量もそうですが、骨や歯茎のコンディションを実際に拝見し、CT、シミュレーションソフトによる診断を行なった上で、インプラントの適応となるのか判断となります。
次回に続く