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「しらとり歯科医院が教える!インプラントを成功させる術後の6つの重要ポイント」

 仙台市 宮城野区 しらとり歯科医院です。今回は、当院でインプラント治療を受けられた方が実際に聞かれた質問(気をつけたい手術直後の過ごし方など)や説明事項についてお話しします。

 

 

 

 

1.インプラント手術後が重要!「4ミルの歯ブラシ」で傷口を優しく守る方法

・傷口を清潔に保つことの重要性

・インプラント手術後に適した「4ミル」歯ブラシの役割

・抜糸までの飲酒・喫煙は控えましょう

 

2.インプラント手術後の痛みと腫れはいつまで?ピークの目安を解説

・痛みのピークは手術後2〜3日

・痛み止め・抗生物質の正しい服用と過ごし方

・腫れのピークと治まるまでの目安

 

3.インプラント手術後の出血は心配ない?「かさぶた」を作るための正しい対処法

手術後の出血は心配ない?「かさぶた」のメカニズム

傷口を刺激しない「正しいゆすぎ方」

 

4.インプラント手術後23日間の食事ガイド:食べていいもの、控えるべきもの

・刺激物(アルコール、香辛料、熱いもの)は控えましょう

術後におすすめのやわらかい食事メニュー

 

5.出血や痛みを防ぐ!インプラント手術当日に「体を温めすぎない」ための注意

 

6.インプラント手術後の仕事復帰はいつから?活動量を抑える目安を解説

 

 

 

 

1.インプラント手術後が重要!「4ミルの歯ブラシ」で傷口を優しく守る方法 

 

傷口を清潔に保つことの重要性

 インプラント手術後は、できるだけ傷口の周囲を清潔に保つことが大切です。傷口は糸で縫合しますが、必要以上にお手入れをすると、傷口が開き、そこから菌が入り込むこともあります。

そこで、当院では「4ミルの歯ブラシ」を患者さんにお渡ししています。「ミル」という単位をご存知でしょうか。1ミルは0.0254mmで、歯ブラシの毛の太さの単位です。8や9ミルというように数字が大きくなれば、一般的な「かため」の硬い歯ブラシ、逆に小さいものは「やわらかめ」非常に柔らかい歯ブラシとなります。

 

 

 

 

インプラント手術後に適した「4ミル」歯ブラシの役割

 歯ブラシはある程度、硬くコシのある方が磨き残しなく歯を磨くことができます。対して歯周病がひどく進行している歯、親知らずを抜いた後やインプラントの手術後など、歯茎や骨に触れるような処置を行った際は、毛1本4ミルの超極細歯ブラシが適しています。

手術直後は、指や舌で傷にさわらないようにし、歯磨きの際は、傷口と関係ないところはもちろん、傷口に当たらないように、前後の歯を「超やわらか」ブラシで優しく磨きましょう。

 

 

抜糸までの飲酒・喫煙は控えましょう

 また、通常糸取りまでは1~2週間必要です。手術当日はもちろん、抜糸するまで、2週間は飲酒や喫煙も傷口の治りが悪くなる要因となるので控えましょう。

 

 

 

 

2.インプラント手術後の痛みと腫れはいつまで?ピークの目安を解説

 

痛みのピークは手術後23

 骨に埋まっているような親知らずやインプラント手術後の痛みとなると、処置内容や時間、治療法などによって、「全く痛くなかった」と感じる方もいますし、「ある程度痛みを感じる」方もいます。参考までですが、抜歯後の「痛み」について説明をする際、感じ方の個人差がありますが、一般的に「2〜3日が痛みのピークです」とお伝えしています。

 

 

 

 

痛み止め・抗生物質の正しい服用と過ごし方

 2~3日は汗をかくような運動を避け、体調を整えながら生活しましょう。また、鎮痛剤、抗生物質など用法、用量をまもって服用しましょう。

インプラント治療に関して事前にお話をして、質問されることもありますが、実際に治療を行った後に改めて疑問が出てくることもあります。気になることがあれば電話、相談フォーム含めいつでもご相談ください。

次回に続く