仙台市 宮城野区 しらとり歯科医院です。ここまで歯科医院での高濃度フッ素(フッ化物)について、一定の効果が期待できるということをお話ししてきましたが、ご自宅や職場でのケアはどのようにしていけばよいのでしょうか。引き続きお子様から、年配の方まで共通するむし歯予防についてお伝えします。

すぐに実践したいむし歯予防!仙台市宮城野区おすすめの歯科医院が教えるフッ素活用と正しいセルフケア
・仙台市宮城野区で取り組む最新のむし歯予防|フッ素配合歯磨き粉の選び方とセルフケアのコツ
・むし歯予防に効果的なフッ素入り歯磨き粉の正しい使い方|仙台市宮城野区の歯科医院
・データで解説!フッ素配合ジェルでむし歯予防率を14%アップさせる方法|仙台市宮城野区の歯科医院
・むし歯予防はフッ素濃度が鍵!正しい歯磨き粉の活用法を仙台市宮城野区の歯科医院が解説
・仙台市宮城野区でむし歯予防を徹底!|寝る前のフッ素習慣で叶える、長時間持続のむし歯予防

すぐに実践したいむし歯予防!仙台市宮城野区おすすめの歯科医院が教えるフッ素活用と正しいセルフケア
仙台市宮城野区で取り組む最新のむし歯予防|フッ素配合歯磨き粉の選び方とセルフケアのコツ
皆さんは、歯磨き粉・ジェル選びをはじめ、歯磨きをするときに何を気にしていますか?「歯周病予防」や「歯茎のケア」といった特徴や配合成分などをチェックしている方は多いかと思います。歯磨き粉の量、うがいの方法、歯磨き時間…などは確認しているでしょうか。今回は論文、データをもとに「ご自宅でできる最新のむし歯予防について」お話しします。

むし歯予防に効果的なフッ素入り歯磨き粉の正しい使い方|仙台市宮城野区の歯科医院
恐らく多くの方がフッ素入りの歯磨き粉・ジェルを使用されているかと思いますが、「自分の中の歯磨きルール」はどのように決めているのでしょうか?
「いつもの歯磨き粉の量をつけて、なんとなくこのくらいの時間で、うがいは口の中がスッキリするまで」…、人それぞれマイルールがあって、そこまで気にしている方は少ないかもしれません。
※自分に合った歯磨き選び、磨き方が基本にありますが、読んでいただいた方が、少しでも「歯磨き」にやりがいを持てるように今回は「歯磨き粉・ジェル」に着目してお話しします。
データで解説!フッ素配合ジェルでむし歯予防率を14%アップさせる方法|仙台市宮城野区の歯科医院
何気なく行なっている歯磨き、何か1つでも基準があると「歯を磨いた」意味が出てくるのではないでしょうか。まず、「歯磨きの際に歯磨き粉・ジェルをつける必要があるのか」という疑問についてお答えします。ここで1つ、歯磨き粉に使用を1日1回から2回になると、むし歯の予防率が14%増加したという報告があります。歯磨き粉・ジェルを使用することで、確実にむし歯を予防することができます。

むし歯予防はフッ素濃度が鍵!正しい歯磨き粉の活用法を仙台市宮城野区の歯科医院が解説
「歯磨き粉をつけて歯磨きをする際に、大切なことはなんでしょうか」、海外の研究によると、一番大切なのは①「フッ素(フッ化物)の濃度」だそうです。次いで②「歯磨き粉・ジェルのつける量」、③「うがいの仕方」、④「歯磨き時間」、この順番を意識することが重要だと言われています。
※「フッ素(フッ化物)の濃度」については、他の回で説明をしている通り、6歳未満が1000ppmF未満、6歳以上〜は1500ppmFが推奨されています。実際には1000ppmFは950ppmF、1500ppmFは1450ppmFで販売されていることが多いです。

仙台市宮城野区でむし歯予防を徹底!|寝る前のフッ素習慣で叶える、長時間持続のむし歯予防
特に就寝前の歯磨きが大切で、寝ている間にフッ素が長く口の中に留まることが言われており、就寝直前のブラッシングから12時間後の唾液中のフッ化物濃度は、日中のブラッシングの1~4 時間後に認められた濃度と同等であったという報告があります。
次回は「歯磨き粉・ジェルのつける量」、「歯磨き時間」、「うがいの仕方」についてお話しします。