仙台市 宮城野区 しらとり歯科医院です。いま、大人むし歯「根面う蝕」が増えていることをご存知でしょうか。前回に引き続き、詳細とその予防法についてお話しします。
1.むし歯予防の強い味方！仙台市宮城野区でおすすめのフッ素活用歯科医院
・「大人のむし歯」って何？根面う蝕とリスクの高い方
・部分入れ歯をお使いの方へ：むし歯リスクを下げるフッ素塗布のすすめ
2.仙台市宮城野区のおすすめ歯科医院が解説！「痛みなし」の大人むし歯（根面う蝕）をフッ素で予防
・「痛くない」から要注意！根面う蝕（大人のむし歯）の特徴とは？
・活動性のむし歯と非活動性のむし歯：根面う蝕は進行が遅いタイプ
・フッ素で進行をストップ！歯を削らないむし歯予防の最前線
3.65歳以上の方も必見！仙台市宮城野区のおすすめ歯科医院が行う保険適用のフッ素塗布とは？【むし歯予防】
・フッ素は子どもだけじゃない！65歳以上の根面う蝕にも保険適用される理由
・2025年問題と歯の健康：高齢者のむし歯予防の重要性
・「削る」だけじゃない！フッ素塗布による歯を長持ちさせるむし歯予防
・仙台市宮城野区でフッ素を活用したむし歯予防を：おすすめの歯科医院での定期検診
むし歯予防の強い味方！仙台市宮城野区でおすすめのフッ素活用歯科医院
「大人のむし歯」って何？根面う蝕とリスクの高い方
根面う蝕を「大人のむし歯」ということで説明をしてきましたが、どのような方に多く見られるのでしょうか。
歯磨きが苦手な方はもちろんですが、特に歯周病で歯茎が下がった方、部分入れ歯を使われている方、体の病気でお薬を飲んでいて唾液の出が悪くなった方などの多くが、う蝕のリスクが高いと言われています。
部分入れ歯をお使いの方へ：むし歯リスクを下げるフッ素塗布のすすめ
部分入れ歯を入れている方は、「入れ歯のバネがかかっている歯」に加わる負担が大きいこともありますが、バネの周りに磨き残しがあることで、むし歯リスクが上がります。
仙台市宮城野区のおすすめ歯科医院が解説！「痛みなし」の大人むし歯（根面う蝕）をフッ素で予防
「痛くない」から要注意！根面う蝕（大人のむし歯）の特徴とは？
「むし歯」と聞いて、皆さんはどのようなイメージを浮かべるでしょうか。「冷たいものがしみる」、「歯がズキズキして痛む」、「歯が真っ黒になって穴が開いてしまう」…。
「根面う蝕」には特徴があります。「根面う蝕」は罹患していても「痛みがなく、気づいていない」患者さんが多いということです。
実は根っこにできる「根面う蝕」は、「痛みやしみる症状」がなく、「歯が黒くなったり、大きな穴が開く」ことはありません。一言で言うと「う蝕の存在に気づきにくいむし歯」と言うことになりますが、何が違うのでしょうか?
活動性のむし歯と非活動性のむし歯：根面う蝕は進行が遅いタイプ
少し専門的な話になりますが、むし歯は「活動性のむし歯」と、「非活動性のむし歯」に分けられます。一般的なイメージのむし歯は、「黒い、穴が開く、しみる、痛い」症状がる「活動性のもの」です。放っておけば、あっという間に歯がなくなっていきます。
フッ素で進行をストップ！歯を削らないむし歯予防の最前線
「非活動性のむし歯」は見た目が茶色で、歯が溶けるスピードが遅く、進行が停止する、回復する可能性があります。「根面う蝕」はこれにあたります。市販の歯磨き粉よりも高濃度のフッ化物（フッ素）を塗布することで、「歯を削ることなく」、むし歯の進行が止めることができ、さらに回復が期待できます。
65歳以上の方も必見！仙台市宮城野区のおすすめ歯科医院が行う保険適用のフッ素塗布とは？【むし歯予防】
フッ素は子どもだけじゃない！65歳以上の根面う蝕にも保険適用される理由
前回も少し触れましたが、歯科医院でのフッ素塗布は、乳幼児や小中学生に限らず、「根面う蝕」に罹患した65歳以上の方にも保険適応になっています。
その背景には、外来に通院できない方の「根面う蝕が増加し、在宅医療や施設の介護現場で問題化されている」ことが言われています。
2025年問題と歯の健康：高齢者のむし歯予防の重要性
2025年に「団塊世代」のすべてが後期高齢者（～75歳）となり、歯の本数が多い一方、歯周病やむし歯になっている方も増えています。歯が折れることを「破折」と言いますが、根っこの方がむし歯になると、歯が折れやすくなるため注意が必要です。
「削る」だけじゃない！フッ素塗布による歯を長持ちさせるむし歯予防
「むし歯＝削る」ケースも多いですが、特に初期の根面う蝕に関しては、削らずに長期管理を行うことで、 重症化を防ぐことが可能になります。
仙台市宮城野区でフッ素を活用したむし歯予防を：おすすめの歯科医院での定期検診
定期検診に来院せれた際に、歯石取りやクリーニングはもちろん、年齢関係なく「フッ素塗布」を行うことで、歯周病とむし歯を予防することが可能になります。
次回はご自宅でのデルフケアと予防方法についてお話しします。
次回に続く