仙台市 宮城野区 しらとり歯科医院です。6月4〜10日は歯と口の健康週間、6月4日は6(む)と4(し)の語呂合わせで、「むし歯予防の日」です。今回は、「子どもの歯周病」そして「お子様の歯磨き実態調査」についてお話しします。
1.今さら聞けない歯周病の疑問
・お財布に優しい🫢!毛先が広がったら歯ブラシ交換はもう古い?
・正解って?誰もが気になる口臭とその対策
・ちょうど良い頻度は?🤔歯科検診、歯のクリーニングの間隔
・ 2人に1人?「子ども界隈、歯周病事情」
〈お子様の歯磨き実態調査〉
・お子様自身で1日何回歯を磨いていますか?
・お子様自身で行う歯磨きについて、どの程度満足されていますか?
・お自宅で、お子様への仕上げ磨きをどの程度行っていますか?
・子ども用オーラルケアツールの使用率
〈2人に1人?「子どもの歯周病」知っていますか〉
・子ども界隈、むし歯事情
・子ども界隈、歯周病事情
お子様の歯磨き実態調査
口腔ケアグッズ「コンクール」で知られるウェルテックでは、3〜12歳のお子様と同居するお母さんを対象に子どものオーラルケアに関する調査を行いました。お子様の歯磨きについて、ご家庭それぞれルールがあって、ルーティーンが決まっているかと思います。1つ参考にして頂ければと思います。
①お子様自身で1日何回歯を磨いていますか?
1日2回以上歯磨きをしているご家庭が9割程度でした。また年齢による差は見られません。
②お子様自身で行う歯磨きについて、どの程度満足されていますか?
お母さんの多くは、子ども自身で行うブラッシングについて「十分には満足していない」という結果となりました。また、「汚れが取れていないと思う」、「細やかな箇所にブラシが届いていていない」、「いい加減な磨き方が気になる」など、お子様へのブラッシング指導に苦労している様子が自由回答から伺えました。
③お自宅で、お子様への仕上げ磨きをどの程度行っていますか?
全体の9割以上が、仕上げ磨きを実践しています。仕上げ磨きは、年齢が高くなるにつれ実施頻度が低くなる傾向にありますが、11〜12歳になっても半数近くが週1回以上実施していました。近年の予防歯科の啓発により、保護者からお子様への仕上げ磨きの実施率は上昇傾向にあり、その重要性は浸透しつつあると考えられます。
④子ども用オーラルケアツールの使用率
子ども用歯ブラシについて、未就学児の使用率は100%でしたが、11〜12歳になると約70%となり、大人用歯ブラシに移行していました。歯磨剤においては、未就学児の使用率は約90%で11〜12歳になると約50%が大人用を使用しています。また電動歯ブラシは、年齢が上がるにつれ、使用率が高くなる傾向にあります。
〈調査対象条件〉
①と②は3〜11歳のお子様と同居するお母さん312名、③と④は5〜12歳のお子様と同居するお母さん312名。子どもの男女比は1:1同数です。
次回はタイトルにもあるように、子どもの歯周病、むし歯事情についてお伝えします。